音楽とは芸術のひとつであるとも考えますが、それに従うなら
その風潮自体は問題ないところでありますが、ミュージシャンという括りの中でも
アーティストとプレイヤーは分けて考えるべきであって、
それをひと括りにしてしまうのは、どうにも居心地が良くありません。
一言で音楽といってもその中にはエンターテイメントであったり
様々な要素が存在する訳ですが、そういった芸術的側面を含む以上、
実験精神に溢れたものからトンデモ系まで、『アーティスト』達により
多くの果実がもたらされてきました。
それは言い換えればつまり、古くはキッス、アリス・クーパーといった王道から
大きく脇道に逸れまくった変態が跳梁跋扈してきた裏歴史とも言えるでしょう。
今回はそういった禁断の果実をご紹介してみたいと思います。
僕自身は昔からキワモノが大好きで、特にかぶりモノ系は大好物でした。
同じ穴の狢というか、それはつまり
まずはその筆頭株、ボブ・ログV世をご紹介しましょう。
Log Bomb / Bob Log III
String on a Stick / Bob Log III
‥ひとりでもバンドだそうです。
幼い頃に海難事故で腕を失い、緊急処置で猿の腕を移植したら
こんな風にギターを弾けるようになったそうです。
更に彼はおっぱいと共演したこともあります。
どうやって共演したのか、謎です。
おかしな風貌とその経歴?にばかり注目されがちですが、
古いブルースマンやAC/DCなどのハードロックバンドに影響されたというように、
パンクブルースとも言うべきジャンクでありながらもワイルドな音楽性は、
自ら改造したギターと、曰く『古いハワイアンのレコードみたいな声質』を求めて
実験を繰り返した結果、ヘルメットに装着した受話器から生み出されるに至りました。
自らの求めるサウンドへの飽くなき実験精神はまさにこだわりと呼べるもので、
そこにはボブ・ログのアーティスティックな一面を感じ取る事が出来ます。
I Want Your Shit On My Leg / Bob Log III
‥と思ったら、ただの変態ですね、やっぱ。
日本では聖飢魔Uやカブキ・ロックスが代表的なところですが、
コンセプト系キワモノバンドは海外にも数多く存在します。
ヴィジュアルがヴィジュアルなだけに、音楽的な実力も
それに伴うものが求められる訳ですが、やはりそういうバンドは
CDだけ聞いていてもあまり楽しくない気がします。
ということで、こちらをどうぞ。
太古の昔に銀河の彼方からやってきたGWAR(グウォー)です。
War Party / GWAR
School's Out / GWAR
‥銀河の彼方からやってきました。
(僕が昔読んだ記憶によると)
元々はアートスクール出身の学生達が結成したバンドで、
リアルに作りすぎたアレとかソレのためにワイセツ物陳列罪で逮捕されたり、
日本盤のデビューアルバムタイトルは『愚王 アメリカ破壊宣言』だったり
その割にはアリス・クーパーの曲なんてカバーしちゃってますが。
なんともまぁ非常に馬鹿丸出し感が強いんですが、
やってる音楽自体は正統派で、実力もしっかりしてます。
アートとしての表現とすれば、まぁ分からんでもない気はしますし
これもアリと言えばアリかとは思‥
Fucking an Animal / GWAR
‥えなくなってきました。
そして驚きなのが、現在もバンドは活動しているということ。
今年で結成26年目、もはやベテランの域に達していたというのがすごい。
彼らにご興味をお持ちの方は
GWAR オフィシャルサイト(英語)
GWAR オフィシャルサイト(日本語)
をご覧ください。
また、彼らのお馬鹿っぷりをもっと知りたいかたは
コチラのサイトをご覧ください。
狂乱のヘビメタ「GWAR(グウォー)」
なんだろう‥
このシリーズ、テンションが上がってきちゃうなぁ。
※僕の記憶違いがあり、一部内容を訂正しました。

